cherish the moment / 映画(劇場)『6才のボクが、大人になるまで。』 観た。
『6才のボクが、大人になるまで。』という映画を観た。
原題はboyhood、タイトル通り少年が大人になるまでを描いた映画だ。
大好きな『ビフォアサンライズ』の監督作品なのだけど、この映画はなかなか画期的な技法がとられていて、劇中の6才の少年と18才になった子供は同一人物で、なんと12年間映画を回し続け撮影している。
もちろん周りにいる家族も同一人物なので、冒頭でスラッとした若い母親役の女性が、中盤でむっちむちの体になっていたことは自分の中で結構衝撃だった。
また、冒頭でcoldplayのyellowをバックに、ミツバチがどうのこうのいっている無邪気な少年がだんだんと大人になっていく姿は、なかなかの圧巻。
人生には出会いや別れは当然のものだが、この手の映画によくある、わざとらしいエピソードがなかったことがすごくこの映画にとってはよかたんじゃないかと思う。
ものすごく現実的で、人生というものをよく表していた。
人生というのは長いようであっという間だ。
大学生になった彼が最後に言っていた言葉がこの映画のすべて。
cherish the moment。
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2014年に観た映画
【劇場】
【DVD】
(随時更新中)
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