映画(DVD)『ザイースト』観た
『ザイースト』という映画を観た。
なかなか考えさせられる、重い映画だ。
全く内容は違うけれど、『ゼロダークサーティ』という映画を思い出した。たしか、あっちもか弱い、女の人が戦う映画。
潜入捜査官が潜入していた組織に感化されていく映画であるけども、最終的には組織のテロのような、「目には目を」という考え方ではなく、「間違ったことは正す。」という至極まともなエンドを迎えた。(ように見えた。
映画というフィルターを通してだが、考えてみると、テロ行為というものには、彼らなりのそれなりの理由というものがある。大体は自身が経験した結果によるものであって、子供が薬で死んだとか、戦争に巻き込まれたとか、というものであり、最終的な結論として、憎悪の対象がそちらに向かうわけである。
しかしながら、ごくごく一部の人しか、そういう考え方にならないというのは、至極全うで、我々はどこかしらで必ず影響しあうものだからである。
悪だろうが善だろうが、どこかしらでだれかに影響を与える。
問題は、その人が、その影響をどう感じるのかということである。
ザイーストの彼らはそれらの影響を悪とした。
汚染物質を垂れ流す企業や、薬品を作る企業を悪とした。
しかし、彼らもどこかでそういった企業の恩恵を受けているはずである。
どこまでを悪とするか。
科学の進歩に影響は必須。
考えさせられる。
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2014年に観た映画
【劇場】
【DVD】
(随時更新中)
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