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映画と生活

壇蜜といふ女

「それしかできない」壇蜜はそういってた。

 

壇蜜が出てる、情熱大陸を観てたんだけども、なんていうか凄く幸の薄い人だ。

自分はグラビアしかできなくて、殿方を楽しませるだけって言ってた。

 

それは奥ゆかさとかそういうんじゃなくて、あんまり自分の意思がないというか、自分が決めるって感じではなくて、まるで流れに身を任せるっていうような。そんな感じだ。

 

行ってみたい場所も会いたい人も居ないくせに、北と南どっちに行きたいと聞かれると、北と即答する。そんな不幸せな女、檀蜜に少しみとれた。

 

 

家にテレビがないってのもあって、流行には疎いのだけども、壇蜜という名前はよく目にしてた。

なんとなく雰囲気で「はちみつ」だと思ってたけど、「だんみつ」というらしい。

2010年の29歳にデビューするまで彼女は、お菓子の専門学校を出たあと、冠婚葬祭の学校も卒業した。そのときに、得た知識から、仏壇の「壇」と、お供え物の甘露を示す「蜜」から壇蜜と自分で命名した。

 

ちなみにwikipediaによると、本名は斉藤支靜加というらしいく、まるで後からとってつけられたような、彼女の雰囲気にあった名前だ。

 

情熱大陸で見せる彼女の表情は、もしかしたら作られた面かもしれないけれども、初の主演映画で「生きててよかったと思いました」と笑う彼女の笑顔はホントに嬉しそうだった。

 

年を取った姿が想像できない、彼女にこれからも期待したい。

 

 

壇蜜という女

壇蜜という女