where it all began ?

映画と生活

単純なやつ

自分はすごく単純だ。

 

どよーんと重たい気分の時でも、一本のエントリーを見ただけで気分が良くなったりする。

それらの自分を元気づけてくれるエントリーの共通項はというと、「もっとがんばろう」と思わされるようなエントリーである。

「自分にまだ可能性があると思わしてくれる様なエントリー」と置き換えてもいいかもしれない。

 

そのなかのいつも元気をもらうエントリーを一つ紹介しよう。

原文は英語です。

 

20代後半なのですが、多くの時間を無駄にした気がします。もう遅いでしょうか?

 

何がもう遅いんですか?26歳の誕生日を寝過ごしてしまったのなら、その日を経験するにはもう遅いでしょう。LOSTの本放送を観るにはもう遅いでしょう(大した損ではありませんが)。ベトナム戦争で戦うにはもう遅いでしょう。思春期を過ごしたり、保育園に通うにはもう遅いでしょう。今から言語を学んでネイティブスピーカーになるにはもう遅いでしょう。母乳を飲むにはもう遅いでしょう。恋に落ちるには遅くありません。子どもを持つことには遅くありません。わくわくするキャリア形成に乗り出すには遅くありません。シェイクスピアの作品をすべて読むにも、プログラミングを学ぶにも、ダンスを習うにも、世界を旅するにも、セラピーを受けるにも、料理人として成功するのも、スカイダイビングをするのも、ジャズを嗜むにも、小説を書くにも、さらに上の学位を取るにも、老後のために貯蓄するにも、「失われた時を求めて」を読むにも、キリスト教徒になって、その後無神論者になって、その後サイエントロジーの信者になるにも、何度か骨折するにも、トイレを修理するにも、腹筋を割るにも、遅くありません。私は47歳ですが、正直に言うと、あなたはクソガキの若造です。そんな考えは乗り越えなさい。私もクソガキなんです。あなたより倍近く長く生きていますが、人生はまだ始まったばかりです。私の父は80代で、去年本を2冊書きました。年齢を言い訳にしてはいけません。さっさと重い腰をあげなさい!また、経済学者が言う「サンクコスト」について学びましょう。私が月曜に$100を渡した人がその日のうちに$50をお菓子に使ったとしたら、彼は火曜になったらその購入を後悔するでしょう。いわば、彼は自分をいまだに$100ドルの所有者であり、その半分を無駄にしてしまったと考えています。実際は、彼は$50ドルの所有者であり、私が$50ドルを渡した場合と状況が同じなのです。昨日のサンクコストは、今日の方程式の一部であるべきではありません。彼は、「この$50ドルで何をするか?」を考えているべきなのです。あなたは、27年間を無駄にしてしまった人ではありません。あなたは、この先のX年を所有している人です。その時間を、どのように使いますか?

 

 

サンクコストとは、「現実を受け入れること」である。

経済学的に言えば、ごちゃごちゃとした埋没費用だとがの概念が説明されているが、簡単にいえば、そういうことだ。

 

 

今、たしかに自分にできていない事がたくさんあって、周りの同い年とか遥かに年下のすごい人たちをみたりすると、叫びたいような衝動に駆られるけれども、それは確かに今の自分の姿だ。

 

このエントリーは、そんな自分に「まだまだやれる」と後押ししてくれる。

 

アインシュタインは25 歳で『特殊相対性理論』の論文を書いた。

同い年の自分は書かなかった。それだけだ。

 

 

単純なやつっ。