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映画と生活

マンガ

小学生のころ、漫画家になりたかった。

 

実際はもっぱら読むのが好きで、漫画を書く事なんかなかったわけだけども、小学生の自分がイメージできる一番の職業が漫画家というものだったのかもしれない。

 

本棚にはたくさん漫画を集めて並べていたし、買い物に行って本屋で漫画を買ってもらうのをすごく楽しみにしていた思い出がある。

 

それから10年以上立って、25歳の自分の本棚を眺めてみると、技術書やビジネス書というものばかりが並んでいる。

人の好みというものは、成長するに従って変わっていくようで、自分の場合は

ジャンプなどの少年漫画→ヤングジャンプ等の青年漫画→小説→ビジネス書、

というように読む形態自体が変化してきたように思う。

 

ただ、漫画を全く読まないかと言われれば、主流がビジネス書に移ったというだけで、漫画も少しはビジネス書に埋もれて並んでいたりする。

 

漫画に関して言えば、読まなくなった大きな理由の一つは、フィクションな世界が嘘だと100%わかってしまったからかもしれない。

小学生の頃なら、ドラゴンボールとかワンピースみたいな、空を飛べたり、ゴムで体がのびたりするということが、もしかしたら存在するんじゃないかというわずかな希望みたいなものを見いだせていた。

ただ、そんなものはやっぱり存在しないわけで、いつまでもネバーランドを夢見てるわけにはいかない。

すると、現状の自分に最も身近な技術書やビジネス書というものが読むに値する本ということになってくるわけだろう。

 

なので、最近は漫画だとリアルなものが自分の好みだ。

 

最近おもしろいと思った漫画は、この酒の細道という漫画。

酒のほそ道 1 (ニチブンコミックス)

酒のほそ道 1 (ニチブンコミックス)

 

内容は、お酒が大好きなサラリーマンの主人公の日常を描いたもので、ほのぼのとした人間模様や出てくるお酒とつまみがすごくリアルで読んでいるうちに、思わずお酒が飲みたくなってくる。

 

このラズウェル細木という作者は他にも、

『口福三味』や『うまい話にゃ肴あり』などの食にまつわる漫画を書いているので、他もおすすめである。

 

もし、こういったリアルな漫画でおすすめがあれば教えてもらいたい。(小説も歓迎

 

以上。