xxxの映画 / 映画(劇場)『フィフティシェイズオブグレイ』観た
結構前から楽しみにしていた『フィフティシェイズオブグレイ』を観た。
おー、おー。
ええやん。
鑑賞前にヤフー映画で評価を観るとかなーり悪かったので、ハードルを低ーくして鑑賞したのが良かったのかもしれない。
数年前に映画の原作を途中まで読んでたのだが、ストーリは原作に割と忠実だったので、実は映画自体は結構よくできているのではないかと思う。
低評価の原因について考えてみると、「予告が良くできすぎている」ことと「内容の薄っぺらさ」にあると思うが、「内容の薄っぺらさ」は原作ゆえに仕方がないところだと言える。
(この映画、一応は一般大衆向けのエンタメ映画という位置付けだろうし。
「予告が良くできすぎている」という点も、観客にSMの部分をあえて見せた演出がとられているのだが、あれを観てそれ以上を期待するとマズい。
「禁断の謎」という映画に見えなくもないが、始めから単なるオバハンが書いた官能小説だと思って観にいくと評価も変わってくるのではなかろうか。
それ以上を想像して観ると、なかなか痛い目にあう。
なので、観る前にはある程度のどういう映画かといことを知って観るほうが良い。
さて。
この映画、一言でいうとセックスの映画である。
若手の起業家、サドのCEOとバージンの女子大学生の恋模様という少し変わった恋の物語。
原作が人気を博した小説ということもあって、待望の映画化であり、配役に関していろいろあったそうなのだが、鑑賞してみてると、キャストはかなり良いのじゃないかと思う。
特に、ダコタジョンソンが予想以上に良かった。
別にセックスのシーンがどうのこうのというわけじゃなく、恋愛経験の少ない女の子を見事に演じていた。
(たぶん、本来の彼女はあんなのじゃないだろうし
あと、同じく性を描いた映画で言うと、直近で思い出されるのは『インフォマニアック』。しかしながら、あの映画はある程度「見る人を選ぶ映画」だったと思うし、なんとなく映画の裏と言うか、それ相応の大義名分のあったような映画だった。
この映画があの映画と決定的に違うのは、この映画が大衆向けに作られたセックスの映画であるということ。
これは、なかなか難しいところで、話の中心がセックスなので、そこを表現せずにはいられないわけではあるのだが、同時に大衆向けであるが故に、表現が難しい。
性が中心にあるものの、ガンガンファックするだけの映画なら、AVと変わらないわけで、エンタメ的要素も含めつつの演出が映画の肝になってくる所だ。
そいういう所で鑑賞すると、まあ。
まあ。実際にどうぞ。(笑
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2015年に観た映画
(劇場)
(DVD)
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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (RiViERA)
- 作者: E L ジェイムズ,池田真紀子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2012/11/01
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