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映画と生活

ラッキーパンチ / 映画(劇場) 『96時間レクイエム』 観た

仕事が休みだったので、公開初日に『96時間レクイエム』観た。

 

知らなかったが、原題はtakenというらしい。(なので、taken3を観た。

残念なことに1作目で日本が勝手に付けた『96時間』というタイトルの面影はもはや作品には全くない。

 

さて、個人的にリュックベッソンとう人は、ラッキーパンチな監督だと思っている。

アクション映画の第一人者であると同時に、平凡な的な作品を量産する糞監督だという認識。

この映画では監督ではないものの、そんなベッソンの「まあ凡作」感がマジマジと出ている。

もちろん、優れた監督ではあるので、平均的な作品に仕上がったように思うが、初期の『96時間』にあった、ハラハラさせる怒濤の展開はまーったくなかった。

 

あれは、本当に偶然できてしまった、「ラッキーな映画」。

悔しかったら、もういっかい別の作品であれほどの映画を撮ってみてほしい。

それほど、1は良くできてた。

 

今作は、別に『96時間』の3作目にする必要は全くなく、「無理矢理続編にしました。」という映画であり、1と2でせっかく主人公が守って来た奥さんは簡単に死んでしまうし、とにかく勢いがなかった。

 

全く別の映画だけど、観ていてトムクルーズの『アウトロー』を思い出した。

強面の敵と頭の良い刑事と、犯人に仕立て上げられて、ちょこっと伏線があって。

 

よくある脚本だけど、そこはスタッフの技術でどうにかしてほしい。

(4はないだろうねえ