where it all began ?

映画と生活

どんなジャンルであろうとも、極めれば凄い。

大学生の頃、よくパチンコに行ってました。

それこそ、週に何回も行っていて、今でもたまに行こうかなと思う事があるのですが、時間とお金の完全なる無駄なので、自分を律して行かないようにしてます。

 

それでですね、その頃よくパチンカーの人のブログを観てました。

パチンカーってのは造語だと思うんですけども、要はパチンコで生計を立ててるひと、パチプロのことです。

自分が読んでたのもパチプロの人が書いてるブログで、こういうブログって結構眉唾物のサクラっぽい事が書いてあったりするので、怪しいのが大半だと思うんですが、この人のはマジっぽいと思ってずっと見てました。

(まあ実際のところはわかりませんが。

 

最近はあまり更新されていないようですが、グーグルで「ぱちんこ くろべえ」って検索すると一番上に出てくるブログです。

この人の何が凄いかっていうとですね、

パチンコというモノを完全にギャンブルではなく、確率という点でとらえているところなんですね。

要は統計学みたいなところです。

 

パチンコを知らない人の為に、少し書きますが、パチンコってのは表向きは完全抽選というやつになってます。

例えば、1/300という大当たり確率がお客にも分かるように設定されてあり、この確率は基本的にブレルことはありません。

で、大当たりすると1500玉ぐらいが出てきます。(あくまで例えですが)

んで、だいたい1玉4円何ですが、千円で20回転ぐらいします。

つまり、1回転させるのに、50円かかるわけです。

この場合、1/300の確率で大当たりして、1回転に50円かかるので、大当たりするまでに投資する金額は、15000円です。

大当たりした場合は上記にも書きましたが、1500玉キャッシュバックされるので、1玉4円のかける1500で6000円です。

つまりですね、現段階だとずーーと、9000円のマイナスです。

永遠に。これは確率の話なので、変わらずです。

基本的にはこんな感じの計算になります。

でもこれだと、まあ儲かるわけがないので、他にも色々計算すべき要素がありまして、例えば大当たりした後は、「確変」とか「時短」っていうモードみたいなものがあって、それも計算に入れるべき要素です。

というようなことをですね、色々計算していくと、

期待値時給というのがでます。

この期待値時給というのは、たぶんくろべえさんの造語だと思いますが、名前の通り、期待できる時給です。

なんで、期待値というような言葉が入るかといいますと、あくまで上記の計算は確率論だからです。

さいころの1の目が出る確率は1/6ですが、6回振って必ず1が出るとは限りません。

ですが、試行回数を限りなく挙げれば、1/6という確率に限りなく近づきます、例えばサイコロを10万回ぐらい振ると、1が出る確率は1/6.0002とかになるわけです。

パチンコも同じように、常に期待値時給1500円ぐらいの台を確保することができて、パチプーの人のように、毎日10時間ぐらいを1年ぐらい続けていれば、確率は限りなく収束するので、普通に働く以上の収入を得る事ができるというわけです。

 

というですね、話を聞いて、じゃあ俺も勝てんじゃん!!

と思うかもしれませんが、

まず、前提として勝つ為には打つ前からある程度のノウハウが必要です。

打つ前に釘の形と台ごとのスペックからある程度は期待値時給を割り出せるだけの数学の知識。

さらに、確率を限りなく収束させる為に、毎日何時間も椅子の上に座り続ける忍耐力。

他にも合法なテクニックは色々あるようですが、最近はパチンコも斜陽産業なので、店側もパチプロを嫌うらしく、パチプロっぽい人を見かけると、出て行ってくれ!と言われたりもする、という過酷な戦いらしいです。

 

とまあ、自分にはそんなことできませんし、ふうーに働いたほうが楽なので、やりません!

 

長々書きましたが、何が言いたかったいのかというと、タイトルに書いた通り、なんでも極めると凄いなーという話です。

自分には無い発想です。

 

ちなみに、上記のくろべえさん、

元々リーマンで、定時後にパチンコをやってたらしいのですが、これは勝てるぞ!と思ってパチプロに転職。

確率を収束させる為に、複数人でチームを組んで、パチンコをするなど徹底したプロ技で毎月40万ほどを稼いでいたみたいなのですが、昨今の傾向からこのままではまずいと思われたのか、パチンコの情報サイトなどの会社を立ち上げ起業されたようです。

すごい!すごすぎる。

まぁ、こういう人はどこへ行ってもやってけると思いますが。

 

ちなみに、本記事はパチンコを推奨するものでは、決してありませんのであしからず。

基本的には負けるようになってます。

趣味で打つ分には良いと思いますが、あくまで自己責任で。

勝てる人は期待値時給1500円とかの台を見極めてうってますが、普通大体の台は時給-1000円とかになってます。

なので、何も考えずに打ってる人は常に負ける遊びをしてるわけです。

まぁ、あくまで遊びなのでね。

 あー、あとスロットはちょっと仕様が違うので、基本勝てないと思います。

では。 

パチプロけもの道 (幻冬舎アウトロー文庫)

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