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映画と生活

47RONIN観たよ...

仕事が休みだったので、さっそく映画『47RONIN』観て来た。

以下、個人的な感想。

これから劇場で観賞する予定の方は、観賞後に読んでね。

 

 

 

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

 

 

 

これはヒドい。

マジでヒドい。

 

今年も劇場で20本近く観たけど、まさか12月になってワースト1の映画に出くわすとわ。

やっぱり、公開すぐに観に行くとハズレを引く確率が高いな。

反省。

 

さて、この映画、日本が最速上映らしくまだ米国でも公開されていない。

なので、内容の情報といえば現段階ではほとんど予告のみ。レビューサイトはサクラが大半なので当てになりません。

忠臣蔵が原作ということを踏まえつつも、予告を観た感じでは坊主がシュンシュン瞬間移動する映像があったり、結構ふりきった感じのSFっぽいテイストが漂ってるんだけど、実際は違う。

本編を観ればわかるけど、ほとんど予告詐欺というやつだ。

 

まずね、世界観がわかりずらい。

ちょこちょこ、非現実的な物体が出てくるわりに、ストーリーは単調。

ラストサムライみたいに現実的な話なら、そうする。SFテイストにするなら、そうする。どっちかにしっかり割り切った方が良いと思う。

物語をちゃんとしようとしてるから、あんなヒドい事になったんだと思う。

(まあ、ちゃんとしてないんだけどね)

こんな脚本で映画つくんなや、ってなところだ。

監督はカール・リンシュ。

聞いた事ないと思うけど、VFXに明るい新鋭の監督らしく、なんとこの47RONINが初長編映画らしい。

その新鋭の監督が2億ドルの大予算をつぎ込み、このカス映画を作り上げたわけだ。

ぶっちゃけ、VFXに明るい割に、映像が全然すごくない。

同じぐらいの制作費のギルモア監督の『パシフィックリム』の方が、遥かにすごかったけど。。スタッフの差なのか??

それともあれか、人間とVFXを一緒に出すと難しいのか。

まあ、ええや、どっちにしろだめだ。

 

あと、書き出すとキリがないけども、出演者の大半の日本人の英語がなんか聞いてらんない。

そこも、別に日本人は日本語で、キアヌだけ英語でやってしまって、本国では字幕つけるなりしてしまえば良いと思うんだけどな。

ローグアサシンって映画で、ジェイソンステイサムが、『オマエラ、ニホンゴモシャベレナイナラケイジナンテヤメチマエ』ってめちゃめちゃ片言で怒ってて、笑ったのを思い出した。

たぶん、外国の人が観たら、そのぐらいのクオリティなんじゃないだろうか、あの英語は。つうか本国では字幕付きになるんだろうな、きっと。

 

はぁー。

コレはダメだぞ。きっと興行収益もやばいぞー。

 

47 Ronin

47 Ronin