きたみりゅうじ『人生って大人になってからがやたら長い』読んだ。
元SEでフリーライターのきたみりゅうじの本を読んだ。
きっかけは、この人が書いてたので、ちょっと興味をもって。
まあ、中身は漫画なんで、さらさらーと読んで、正直後には特になんも残らんかったけど、内容はそれなりにおもしろかった。
30歳以降の作者の生い立ちを書いた本なんだけど、上の人みたいに、同じようなフリーっぽい仕事をしている人からすれば、「そうそう」みたいに同調できるんだろうなと思う。
自分と作者の接点でいうと、SIerっていう同じ業界で働いていたことぐらいだけど、作者が30歳になる節目に悩んだようなことは、5年後ぐらいに、自分も同じように悩むんだろうなと思う。
大人になったらだれしもが感じることで、20になろうが、30になろうが、子供の頃思ってた大人とは違って、見た目がオッサンになってもみんな精神的にはやっぱり中学生ぐらいで止まってる。
途中、作者の昔の先生がいう「がんばっても、がんばらなくても、行き着くさきはだいたい同じ」って、その通りなんだけども、それじゃああまりに夢がなさすぎますぜ、ってことで、30歳になるころには自分ももうすこし立派にならないと、その為にはがんばる方をって思いました。