桐島、部活やめるってよ

今更ながら、

映画『桐島、部活やめるってよ』を鑑賞。

原作も未読で、普段ほとんど邦画は見ないんだけども、やっぱり見なければよかったと思った。

自分が映画に求めるのは、なんていうか「リアリティ」ではない。

娯楽作品でも、お涙ちょうだいものでも、日常では体感できない異世界を求めてるんだと、この映画を観ながらつくづく感じた。

劇中ではさえない主人公の神木隆之介と、クラスで派手なグループに属している橋本愛が相思相愛っぽい風に見えて、実は違うのかよと。

何の夢も希望もねえじゃねえか。

でも、、

確かに、高校生の日常ってあんな感じだろう。

一生懸命さえないつらして馬鹿みたいにがんばってるやつの横で、「つまらねぇ」「つまらねぇ」と良いながら簡単にすべてをかっさらっていくやつがいるんだ。

「桐島、部活やめるってよ」って、

俺はそんなこと知りたくないね。