『ΞLYSIUM』 鑑賞
映画『エリジウム』鑑賞。
主演はマッドデイモン、監督は「第九地区」の人。
良かった。予想外に。まったく期待してなかったので、けっこうおもしろいことにびっくりした。
以下は感想、ネタバレ含む。
まず、冒頭で映画の世界観が説明される。
人口が増えすぎて、富裕層は宇宙のエリジウムへ、貧困層は地球に住んでるって設定。監督が同じなので、なんとなく、っていうかほとんど、絵面は「第九地区」と一緒。
で、ここで思うことなんだけども、地球規模で富裕層と貧困層が隔離されているはずなのに、劇中にはごくごく一部の地域しか出てこない。なんか世界観はでかいのに、すごく小さな範囲のお話みたいだ。
『第九地区』では、宇宙人が一部の地域に隔離されてるって話だったから、しっくりくるんだけど、同じような範囲で、地球規模って言われるとなんか違和感があった。
あと、言語を操る人型のすごい精巧な警備員ロボットが出てくるのに、工場では簡単な作業は人間がやってるっていう。
まあ、その辺はいいか。
最後のほうの悪役が刀もって戦うシーンは、背景で桜っぽいのが舞ってて、日本っぽいなとかも思ったり。
ふつーに娯楽作としてはおもしろいと思います。
『第九地区』みたいに映画の裏に表現されている、社会問題がー!
とかって考えるとダメかもね。
以上。
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